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池に落ちた子狐を救った家への恩返し

所在地千葉県市川市稲荷木(稲荷神社)
年代伝承
登場野良の大さん、難波大吉、野良のうちの当主
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

稲荷神社の裏のほうに「野良のうち」と呼ばれる難波大吉の家があり、まわりは田んぼと小さな池で、狐がよく遊びに来ていた。ある夜、狐が異常な調子できゃんきゃん鳴くので表に出てみると、子狐が池に落ちてあばれ、親狐が周りで鳴いていた。大さんの父か祖父が肥びしゃくですくって助けてやると、翌日の夜中、風もないのに雨戸をとんとんと叩く音がした。朝、雨戸を開けると鴨が一羽置かれ、傍らに親子の足跡が残っていたという。

原典より

そこにね、稲荷神社ってのがあるんですよ。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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