須和田 1 郭沫若
どんな伝承か
須和田に住んでいた郭沫若について、近所にいた平田敬助が語る。柔和で静かな人柄で、小説家というふれこみで暮らしており、あまり人と話さなかったという。妻の佐藤とみは仙台の人で、郭が入院した病院の看護婦だった縁で結婚したと聞く。支那事変が始まると連絡やスパイ活動を疑われて特高が警戒したが、郭は抜け道から国へ帰り、家族だけが残った。角の酒屋に入婿した渡辺という人が特高警察だったという。のちに里帰りした際、近所の市原と対談する様子がテレビに映った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。