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須和田に住んだ郭沫若の思い出

所在地千葉県市川市須和田
年代昭和(支那事変頃)
登場郭沫若、佐藤とみ、渡辺、市原、特高警察の人と伝わる(角の酒屋の入婿)、郭沫若宅の前に住み後年テレビで対談した近所の人
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

須和田に住んでいた郭沫若について、近所にいた平田敬助が語る。柔和で静かな人柄で、小説家というふれこみで暮らしており、あまり人と話さなかったという。妻の佐藤とみは仙台の人で、郭が入院した病院の看護婦だった縁で結婚したと聞く。支那事変が始まると連絡やスパイ活動を疑われて特高が警戒したが、郭は抜け道から国へ帰り、家族だけが残った。角の酒屋に入婿した渡辺という人が特高警察だったという。のちに里帰りした際、近所の市原と対談する様子がテレビに映った。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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