諺(国分・北国分)
どんな伝承か
土地に伝わる諺を三つ挙げる。「乞食馬鹿」は、余裕がないのに身分不相応な暮らしをすること。「犬にほおる土も無し」は、何も無い破産状態のこと。「門徒物知らず、門徒物かまわず」は、門徒宗が塔婆木もいらず、様々な規律が大幅に無視されていることをいう。これは国語辞典にも載る一般的な言い回しだが、寺の多い国分地区ではほとんどの人がこれを言うのだという。北国分の田中くら、国分の山崎尤三・文江、藤城こうら国寿会の人々が語った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。