店の裏に猫の肉という噂
どんな伝承か
国分高校の生徒たちが語り合った、あるハンバーガーチェーンの噂。友達の友達が注文したハンバーグからミミズのようなものが出て、店員に見せたら口止めに二万円もらったという話に始まり、白い毛が入っていた、店のゴミ箱にカラスが捨ててあったと、中身の噂は次々に変わった。一方で、その店は自前の牧場で牛を育てているから嘘であり、よく儲かる店をねたんだ同業者が流しているのだという説も出た。ある生徒は小学生のころ、本八幡の南口に店ができたとき、裏に猫の肉が捨ててあったと聞いたという。
原典より
井上あっM (企業名)の、ミミズのハナシは?—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))
『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。