サッカー部員を追う下半身のない少女
どんな伝承か
上半身だけで追いかけてくる「テケテケ」の話。夕方から夜にかけて現れ、車で走っても同じ速さでついてくるといい、テレビなどを通じて全国に広まりつつあると語られた。国分高校でも出たという話があり、女子生徒が一年生だった一年前、サッカー部の男子が練習で遅くなると、いつも女の子が校舎からこちらを見ていた。一緒に帰らないかと声をかけ、戸を開けて迎えに行くと、その子は腰から下が無く、そのままの姿で追いかけてきたという。追いつかれると死ぬと聞いた者もいる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))
『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。