平家の落武者部落
どんな伝承か
市原市の大久保・柳川にいる大曽根の姓の家は、みな平家の落武者である大曽根丹波守の子孫だという。むかし、大久保の部落が陣が谷を境として土地を争い、評定所へ出向こうとしていた矢先、月の中で兎がはねるのを見た。幸先がよいとしてそのまま出かけたところ、果たして勝訴となったという。それ以来、大曽根の一族は十三夜の晩に餅をついて月に供えるようになった。なお富津市大堀にも、平家の落人が草分けであるという伝えがある。
原典より
市原市の大久保・柳川にある大曽根の姓のものは、みな平家の落武者である大曽根丹波守の子孫だという。—— 房総の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の伝説(平野馨)
平野馨編『房総の伝説』を全245話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。