星の井戸
どんな伝承か
国指定天然記念物に選ばれている安房郡天津小湊町(現鴨川市)の清澄寺には、大杉の下に星の井戸と呼ばれる井戸がある。この井戸は祀られている虚空蔵さまと関係し、君津市蔵玉、市原市横瀬の虚空蔵さまと三姉妹の間柄で、横瀬が長女、蔵玉が次女、清澄が三女だといい、それぞれの境内に星の井戸があったという。虚空蔵さまは不思議法師が彫刻したと伝え、むかしは辰年のご開帳のたびに三部落の世話人が集まり参詣し合ったが、清澄寺が日蓮宗になってからは蔵玉と横瀬だけが交流しているという。
原典より
星の井戸とよばれる井戸が、国指定天然記念物に選ばれている安房郡天津小湊町の清澄寺の大杉の下にある。—— 房総の年輪 より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の年輪
編『房総の年輪』を全93話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。