日本一の千両金
どんな伝承か
鋸山の山中、隠居所という巌の間に、大きな千両金の樹がある。高さは八尺五寸余り、実も多くついて、その色は朱にして美しく、日本一の千両金であると言われている。この実を貯えておくと金銭に不自由しないと言われ、一時は取り去られる恐れがあったという。日本寺の山下に産する蘇鉄とともに、この地で最も著名なものであるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 安房の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・江戸~明治時代)
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 安房の巻』を全186話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。