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常盤と十二人の妾の十三塚

所在地東京都世田谷区若林(十三塚)
年代不明
登場常盤、大平出羽守、吉良頼康、奥沢等々力の城主・常盤の父、世田ヶ谷城主
出典日本伝説名彙

どんな伝承か

奥沢・等々力の城主大平出羽守の娘常盤は、世田谷城主吉良頼康の側室となって身ごもったが、ほかの十二人の側室の讒言によって追われ、常盤橋のあたりで殺された。のちに十二人の悪意が明るみに出て、彼女らも処刑された。常盤の塚を真ん中に据え、十二の塚を若林から馬引沢にかけて築いたものが十三塚だと伝える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説名彙(柳田国男(指導)・日本放送協会(編)/関敬吾・石原美子(編纂)・1949年(昭和24年))

『日本伝説名彙』は、柳田國男の指導のもとに日本放送協会が昭和二十四年に編んだ伝説の名彙である。全国の伝説を、その拠り所となる木・石・岩・橋・清水・淵・塚・坂・屋敷・地蔵などの地物の名ごとに集め、伝わる県郡村名を付して、郡誌・市町村誌や伝説集、民間伝承誌などの出典を括弧で示す。冒頭に柳田の「傳説のこと」を置き、木・石岩・水・塚・坂峠・祠堂の部に分けて、巻末に資料の解説と種類別索引を付す。

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