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提灯行列の夜に鳴るケヤキの音

所在地東京都八王子市
年代現代
登場牛尾正三、渡辺節子、採録者(文)
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

1910年、日韓合併があった秋のこと、東京都八王子市の川口村の人々は五百もの提灯をつけ、楽隊を伴って賑やかに行列をした。話者の牛尾正三少年がその行列を見送っていると、行列が遠く行き過ぎたあと、大きなケヤキの木のあたりからどんちゃんという音が聞こえてきた。近寄って見ると、それは七、八尺ほどのケヤキの梢であり、年寄りたちは「天狗様の仕業だ」と語ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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