阿佐ヶ谷**
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どんな伝承か
昭和一九年の暮れごろ、杉並第一国民学校の一年生だった語り手は祖父母と暮らしていた。祖母が可愛がっていたタマネコという三毛猫を、猫嫌いの祖父が鷺の宮の踏切近くまで運んで捨てたが、タマネコは逃げ出して姿を消した。三日後の夜中、天井から冷たく臭い液体が祖父の顔に降りかかり、その後四、五晩にわたって同じことが続いた。誰も猫の姿は見ていないが、家族はタマネコの復讐だと信じたという。回答者は愛知県在住の福岡猛志。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)
松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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