台風二十四号による水害
どんな伝承か
語り手たちが中学一年だった一九八一年の秋、台風二十四号による洪水があった。学校が休みになるほどで、床下浸水した家が多かった。大柏川の川べりに住む友人は、朝起きると玄関のそこまで水が来ていて外へ出られなかったという。理髪店の友人の家では店に毛布を敷いて水を吸わせ、一階の畳を上げて二階へ運んだ。別の友人は足が冷たいので飼い猫が小便をしたのかと蹴飛ばしたが、起きてみると畳が浮いていたのだと語られる。昭和学院の前の低い所では車の屋根がわずかに見えるほど水が溜まり、自転車で回ると腰まで浸かって歩けなかったという。
原典より
4 不幸の手紙ほか5 北小の笛と宮小のリコーダー6 イッキ飲みの唄(1)~(5)2 口裂け女3 学校の七不思議4 八柱霊園の幽霊5 怪談話の方式—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成初期刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成初期刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第6集』を全140話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。