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首が落ちる夢と父の死の知らせ

所在地東京都練馬区富士見台
年代昭和四十一年
登場東喜望
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

昭和四十一年四月二十六日の早朝、自分の首がぽろりと切れて落ちる夢を見て、はっと目が覚めた。全身汗まみれで、枕元の時計はちょうど午前六時を指している。不吉なものを見たと思い、その日は一日仕事が手につかなかった。二日後の四月二十八日の正午頃、鹿児島県徳之島の親戚から電話が入る。父が二十五日に家を出たきり戻らないのに前日気づき、村中で手分けして捜したところ、畑の製糖小屋で死んでいたという。急ぎ帰郷したが、医師は心臓が急に止まったのだろうと言うだけで、死亡の日時はわからずじまいだった。あの朝の夢は父の告げだったに違いないと考え、以後この日を命日と定めて供養している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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