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甥を預けよという亡夫の頼み

所在地東京都練馬区
年代現代
登場菊地、夢を見た妻
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

菊地さんの夫は六十年の五月六日に急に亡くなった。初盆の少し前、菊地さんは夫の夢を見た。夫は高校生の甥を連れて現れ、「僕は上にはあがらないけど、この子を預かってやれよ」と言って帰っていった。追いかけたが追いつけず、目が覚めると廊下にいた。その甥の父親は大阪へ単身赴任中で、もし菊地さんが甥を預かれば母親も大阪へ行ける。あの世からの夫の頼みをどうしたものかと、菊地さんは悩んでいるという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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