堤防完成を祝って村中で植えた桜
どんな伝承か
昭和初期、千曲川に堤防が出来た。記念に桜の木を植えようという村民の声が上がり、村中が出て植樹をした。桜が大きくなって花が開くようになってからは、その木の下で村中総出の花見をすることが、跡部区の年中行事の一つになっている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考)
『現代民話考 9 (木霊・蛇)』は、松谷みよ子が全国の回答者から寄せられた報告と各地の民話集をもとに編んだ『現代民話考』の一巻である。明治から平成にかけて語られた、伐ろうとすると祟る木・泣く木・血を流す木などの木霊の話と、大蛇やつちのこ、蛇婿・蛇女房、主や守り神としての蛇、蛇と福運などの話を、話者や回答者の名とともに収める。第一章「木霊」と第二章「蛇」を主題ごとの節に分け、各話例の後に「分布」として類話の地名と出典を並べる。