切り株の黒蛇ににらまれた翌日の熱
どんな伝承か
昭和五七年五月のことである。小学校時代、遠足で近くの山へ行って遊んでいると、友人が生きている蛇を持ってきた。蛇が逃げようとしたので、友人はその頭を潰してしまった。死んだかと思うとまだ生きていて草むらへ逃げようとしたが、力尽きたらしく蛇は死んだ。帰り道、蛇を殺した友人と歩いていると、山の木の切り株の上に大きな黒蛇がいて、二人をにらんでいた。翌日、蛇を殺した友人は原因不明の熱を出して学校を欠席したという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)