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「峠」の伝承(56話)
- 粉を搗く狐の復讐 — 兵庫県加古川市
- 与市坂や冷川峠など天城の幽霊目撃談 — 静岡県伊豆市
- 尾の先で人を操っていた狐 — 宮城県気仙沼市
- 狐の嫁入りに雨を降らす小僧 — 岩手県上閉伊郡(仙人峠)
- 峠を埋め尽くす天狗倒しの火 — 山口県岩国市(欽明路峠)
- 由良港へ越える峠のタクシーとのっぺらぼう — 和歌山県御坊市
- 猛吹雪の中山峠に浮かぶ黄色の光体 — 福島県南会津郡南会津町荒海(中山峠)
- 赤羽根峠で侍を化かした駈け馬 — 岩手県遠野市(赤羽根峠)
- 金儲地蔵になった繋峠の地蔵 — 宮城県気仙沼市(繋峠)
- 月夜の蕎麦畑を川と思い込んだ男 — 長野県南佐久郡南牧村大字海尻
- 弘法大師が桜を植えた峠 — 奈良県奈良市米谷町(桜峠)
- 鎌足を追った蘇我入鹿の飛ぶ首 — 奈良県橿原市曽我町(首落し橋)
- 御斎峠で腹を裂くヒダルガミ — 滋賀県甲賀市信楽町多羅尾(御斎峠)
- 峠に祀られたダリボトケ — 愛知県北設楽郡設楽町和市
- 乗越峠で負われたがる声 — 愛知県新城市長篠(乗越峠)
- 人通りある糸我坂の飢えの難所 — 和歌山県有田市(糸我坂)
- 仏隆寺坂のヒダル神の難所 — 奈良県宇陀市(仏隆寺坂)
- 奥州街道の十貫弥五郎坂の墓 — 栃木県さくら市(十貫弥五郎坂)
- 峠の名となった弘法清水 — 福島県伊達市梁川町白根梅木沢(弘法清水)
- 峠と辻に住む名を持つ化かし狐 — 長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢
- 丸子のおさん狐と電報 — 長野県北佐久郡軽井沢町桜の沢(三度山)
- 空腹に襲われるグミンダ峠のダリ仏 — 愛知県北設楽郡設楽町和市(グミンダ峠)
- 花丸峠に立つ倦怠仏の碑 — 愛知県北設楽郡東栄町振草下粟代(倦怠仏)
- 祠に水を掛けて癒えた小林の病 — 愛知県北設楽郡東栄町小林
- 空腹に襲われる仏坂のワタ仏 — 愛知県新城市四谷(仏坂)
- 討たれた八人の山賊を埋めた八人塚 — 埼玉県秩父市田村(八人塚)
- 日本武尊の箸が育った二本木峠 — 埼玉県秩父郡東秩父村大字坂本(二本木峠)
- 鶯の初音を聞くお堂を建てた鶯道 — 埼玉県入間郡毛呂山町(鶯道)
- 峠で捕まった鶇仲買人の竹さん — 岐阜県土岐市(三国山)
- 国境の嶺に連なる数十の塚 — 長野県木曽郡王滝村
- 峠の古語を伝える福山越えの通山 — 鹿児島県曽於市末吉町深川(通山)
- 山男山女に出逢うため廃れた峠 — 岩手県遠野市(笛吹峠)
- 大谷地から呼ぶ声 — 岩手県遠野市(境木峠)
- 峠に独居した甘酒売りの翁 — 岩手県遠野市土淵町山口
- 境木・和山峠の狼の群れ — 岩手県遠野市(境木峠)
- 島原岩下越のダラシ — 長崎県雲仙市愛野(岩下越峠)
- 十日町の竹助を送った大男 — 新潟県十日町市
- 殿様が矢を射込んだ矢立木 — 長野県下伊那郡大鹿村(矢立木)
- 大阪峠で高さを競う投上石 — 高知県長岡郡(大阪峠)
- 鳥打峠で池に転げ落ちた牛 — 長野県長野市(牛池)
- 鏡に映る乱れ髪を恥じた峠 — 徳島県勝浦郡中山栗田(恥かし越)
- 今もと答える声が落とす手と生首 — 熊本県天草市一町田益田(うそ越)
- 木偶人形が鬼を滅ぼした峠 — 岡山県苫田郡鏡野町(人形峠)
- 先に帰っていた皮むき峠の女 — 奈良県奈良市(皮むき峠)
- 貞任の下肢を埋めた人尾峠 — 京都府南丹市日吉町中世木(人尾峠)
- 鬼が棲んだ八幡神社の裏山 — 栃木県足利市八幡(八幡神社)
- 葉が縮れたゆで笹峠 — 福井県南条郡南越前町河野(ゆで笹峠)
- 由来の伝わらぬ揚石ヶ峠 — 島根県浜田市長見町(揚石ヶ峠)
- 箸を折り捨てた中辺路の峠 — 和歌山県田辺市中辺路町近露(箸折峠)
- 山腹から呼んだ籠谷の村境 — 福井県福井市篭谷町
- 鹿と神馬で争った春日と伊勢の境 — 奈良県吉野郡東吉野村大字杉谷
- 峠に笠と釜を残した大太坊の足跡 — 埼玉県秩父郡東秩父村大字白石(大霧山)
- 木ノ芽峠の地蔵と十数年後の仇討ち — 福井県南条郡南越前町(木ノ芽峠)
- ひよどり越の地蔵が聞いた強盗の告白 — 兵庫県加西市
- 旅人が杖を捧げる小佐野峠の地蔵 — 山梨県上野原市西原(小佐野峠)
- 峠の竹やぶで一升瓶で打ったガワッパ — 熊本県阿蘇郡南小国町