狸の恩返しの伝説
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どんな伝承か
狸の恩返しの伝説で知られる『おいてけ堀』は、本所錦糸堀、今の錦糸町駅南口あたりにあったという。明和二年頃、本所錦糸堀に住む旗本・小宮左膳が亡妻の墓参りの帰り、若者たちが古狸を捕らえて『狸汁にする』と騒いでいるのに出会い、亡妻の命日でもあるからと金を与えて狸を買い取り放してやった。その夜、左膳の夢枕に『おいてけ堀の主の古狸』が立ち、そばにいる者に心を許すなと忠告した。しかし左膳は妾のお玉を信じてしまう。お玉にはヒモの石井源次郎がおり、源次郎は左膳を斬り倒した。左膳の子・源一が仇討ちに挑むが劣勢のところ、どこからともなく『おいてけー!』としゃがれ声が響き、源次郎が刀を置いた隙に源一が本懐を遂げたという。
原典より
狸の恩返しの伝説で知られる「おいてけ掘」の場所は、錦糸町あたりにあったらしい。—— 心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集
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