声を出す八丁池の幽霊
どんな伝承か
伊豆の天城山中にある八丁池には、しきりに幽霊が出るといわれる。自ら命を絶った人の霊だと考えられており、この幽霊は声を出すのが特徴だという。著者が東京都内を中心に挙げたお化けの名所の一覧で、最後に並べられた場所である。
原典より
伊豆天城山中の八丁池に、ひんびんとして出る幽霊—— お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界(平野威馬雄・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けは生きている —科学にとり残された霊の世界(平野威馬雄・1974年(昭和49年))
『お化けは生きている――科学にとり残された霊の世界』は、平野威馬雄が昭和四十九年に著した、怪異と心霊をめぐる読み物である。読者から寄せられたお化けの報告や沖縄の刑場・遺念火の話、長崎の宅島夫人の霊視、和漢の古書に見える妖草妖木・狐・天狗・人魂などの物の怪、フォックス家事件やクルックスの実験など欧米の心霊研究を扱う。著者が始めた「お化けを守る会」の由来、西丸震也・星新一との座談会、透視や念力を試すテストを含む全七章に、あとがきを添える。