平田村、訴訟、三人死ノ事
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どんな伝承か
子供同士の喧嘩で文十郎の子が新吉の子を青竹で打ち負傷させた示談がこじれ、妻に責められた新吉と弟喜作が愛宕山で相次いで縊死、周旋人三十郎も文十郎宅で屠腹自殺。三人相継いで死す奇談。
原典より
明治四十二年五月、平田村ノ上村新吉子某、年十三、同村ノ原文十郎子某、年十二、喧嘩シテ、関係セル者三人、死スルニ至ル。—— 岩邑怪談録(広瀬喜尚(編:藤田葆/増補:今田純一/付録:静間密)・天保年間成立・明治期増補(原本明治四十三年成稿)/昭和51年(1976)岩国徴古館刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
岩邑怪談録(広瀬喜尚(編:藤田葆/増補:今田純一/付録:静間密)・天保年間成立・明治期増補(原本明治四十三年成稿)/昭和51年(1976)岩国徴古館刊)
岩国藩士・広瀬喜尚(仁兵衛、天保頃の博識家)がまとめた郷土怪談集を核に、明治期に今田純一(散木園主人)が二十余条を増補(追加)し、さらに藤田葆が古老聞き取りの『続怪談録』・歴史的瑞兆を集めた『実事談』・幼童の変死記録を集めた『変死部』を継ぎ、巻末に静間密の怪火・投石怪五話を付録とした、岩国・錦見・横山周辺を舞台とする総合怪異録。
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