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もう来てもいいと言った亡き祖父

所在地京都府宇治市
年代昭和四十三年
登場松岡千尋
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

昭和四十三年七月、京都府宇治市。祖母はしばらく入院していたが、亡くなる前日に家へ帰された。その夜うつらうつらしていた祖母がふと目を覚まし、「もう来てもいいって言ったよ」「お父さん(祖父)がそう言ったよ」と話した。祖父はすでに昭和二十年に亡くなっていた。翌十二日の朝、祖母は静かに息を引き取ったという。回答者は京都府在住の松岡千尋。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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