箱根で撮れた亡妻の幽霊写真
どんな伝承か
明治の初年、箱根のある写真館で偶然に撮影された写真に、ある寺の住職の亡くなった妻の姿がはっきりと写っていたという。心霊写真という研究分野が成立する契機ともなった古い事例のひとつとして紹介されており、写真の感光性が人の目には見えない霊的な像をとらえたものと解釈されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心靈講座(浅野和三郎・心霊研究・講座・1928年(昭和3年))
『心靈講座』は、浅野和三郎が昭和三年に著した心霊研究の講義書である。催眠現象から人間に霊魂が宿ることを説き起こし、欧米の心霊研究の歩みをたどったうえで、物質化・心霊写真・直接談話・卓子浮揚・物品引寄・霊視・霊言・自動書記の各現象を、クルックスやモーゼスらの実験と記録に拠って検討する。第一講から第十講までと結論から成り、結論では心霊研究が人生や信仰に及ぼす影響を論じ、新霊魂説の七大綱領の訳を載せる。