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刈谷で相次いだ穀物積み出しの阻止

所在地愛知県刈谷市
年代慶応二年(1866)四月〜十二月
登場刈谷町の商人・馬子雲助・難渋の小前
出典ええじゃないか始まる

どんな伝承か

慶応二年、刈谷の周辺では穀類の積み出しをめぐる騒動が相次いだ。四月には刈谷町の商人が尾州領今川村から小豆三俵を運ぶところを、知立宿の馬子雲助らが差し押さえた。五月には難渋の小前六〇人が集まり、他所へ移す穀物があるなら安く売ってほしいと要求した。同じ五月、刈谷町から吉良へ船積みされた米四俵を市原村の者が差し押さえ、七月下旬にも小山村の者の穀類四三俵を差し押さえて難渋者に安売りさせている。十二月には西境村の蔵米の船積みを多数が押しかけて妨げた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか始まる(田村貞雄・1986年(昭和61年))

『ええじゃないか始まる』は、田村貞雄が一九八六年に著した幕末の民衆運動「ええじゃないか」の研究書である。慶応三年に三河から遠江・駿河へ広がった御札降りの発端を、牟呂村の「二夜三日正月」、御鍬百年祭、吉田宿の助郷騒動、秋葉信仰との関わりから、村方の文書や日記、市町村史の史料をもとに追う。はしがきに続く八章で発端から波及、仕掛人をめぐる諸説、祭の後の「代替わり」までを論じ、主な史料はその原文を別組で示す。

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打ちこわし慶応二年

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