登戸神社の札を焼いて寝ついた一家
どんな伝承か
細川さんの世話で隣に越してきた鳥海さん一家五人のうち、主人を除く四人が翌日から床につき、毎日注射をしても起き上がれなくなった。頼まれて著者が見舞うと、挨拶を終えて立とうとしたとたん、自分もころころと転んでしまった。聞けば、他宗を一切寄せつけない新興宗教の信者である奥さんが、越してきてすぐ目についたこの土地の守り神、登戸神社のお札をはがし、七輪で燃やしていたのだった。著者がその夜のうちに代わって登戸神社へ参ってわびると、翌朝には一家そろって起き上がったという。
原典より
この家に移転して来ますと、一番さきに眼につけたのがこの土地の守護神、登戸神社のお札です。—— 心霊の開発 ― 神のしくみ(福田倉子・心霊修行・霊媒・1966年(昭和41年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊の開発 ― 神のしくみ(福田倉子・心霊修行・霊媒・1966年(昭和41年))
『心霊の開発 ― 神のしくみ』は、千葉で浄霊真手道場を開いた霊能者の福田倉子が、自らの霊的体験をまとめた本であり、昭和四十一年一月付の跋文を付す。気合術や法華行者・身延山の上人のもとでの修行、千鳥会の降霊会、霊媒として死霊や生霊、動物霊に向き合った事例、真手による浄霊と天福地蔵尊の由来などを記す。第一部「心霊へのみち」から第五部「神のしぐみと使命」までの五部に分け、あとがきと坂田武俊の跋文を置く。