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異型輸血のショックと昇天感覚

所在地東京都杉並区
年代昭和23年(体験者26歳)
登場仁杉とよ
出典臨死体験(立花隆)

どんな伝承か

東京・杉並区の仁杉とよさんは、昭和二十三年、二十六歳の頃、十二指腸潰瘍で入院し、貧血がひどいからと輸血を受けることになった。注射針が入ったとたん、何ともいえずしびれるようないやな感じがして『先生、変ですよ』と訴えたが、そのまま血液が入り、たちまち体の中に大嵐が起きたようなショックが湧いた。O型なのにB型の血液が輸血されたのである。次の瞬間から自分がどんどん上空へ昇っていくのを感じ、頭上に眩しく光るものを目指して昇りながら、これは死ぬのだと実感して『さよなら、さよなら』と叫んでいたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション)

『臨死体験(立花隆)』は、立花隆が著したノンフィクションである。一九九一年三月放送のNHKスペシャルのための取材を出発点に、日本と欧米の体験者の証言、キュブラー・ロスやムーディら研究者への聞き取り、「文藝春秋」連載中に寄せられた体験談を収める。体外離脱、光の体験、文化による体験の差、感覚遮断や脳の仕組みを章ごとに論じ、末尾で現実体験説と脳内現象説を比べたうえで、著者は基本的に脳内現象説に立つと述べる。

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