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大空襲の焼け跡で失った死の恐怖

所在地東京都江東区深川
年代1945年3月9〜10日
登場女学校2年の岡ふさ江と家族
出典証言・臨死体験

どんな伝承か

一九四五年三月九日から十日にかけての東京大空襲のとき、女学校二年だった女性は深川に住んでおり、直撃を受けた。一家六人は近くの藤棚のあるコンクリートの陰に隠れ、熱風が来るたびに父の「息を止めろ、目をつぶれ」という声に従って一晩を耐え、助かった。避難所となった学校へ逃げ込んだ人々は熱風で蒸し焼きになって死んだという。翌日、食糧を探しに出ると一帯は死体で埋まり、焦げずに白い蠟細工の人形のように見えた。女はうつ伏せ、男は仰向けだった。彼女はこの体験以来、死の恐怖を失ったと語る。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

証言・臨死体験(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)

立花隆『証言・臨死体験』を証言者(人物)単位で収録。安田伸・水上勉・邦光史郎・志賀信夫・前田忠明・佐野三治・向井承子・北林谷栄・永倉万治・彗星探索家木内鶴彦・元プロレスラー大仁田厚・羽仁進ら著名人や市井の人々が語る臨死体験(体外離脱・トンネル・光・お花畑・三途の川・死者との再会・人生回顧と蘇生)を、各証言の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで収録。臨死体験を脳科学と心霊の両面から検証した立花隆の証言集。

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