拒食症で死にかけ医者が警告
どんな伝承か
埼玉県川口市に住む演歌歌手の古口樹美は、一九九二年、高校一年の十六歳でデビューしたが、舞台はヘルスセンターの歌謡ショーや祭りのイベントが主で無名のままだった。デビュー当時は体重が九十五キロあったが、一九九四年秋、一か月半で六十キロを落として三十五キロにするという超過激なダイエットを敢行し、拒食症におちいった。何を食べても吐くようになって死にかけ、そのとき臨死体験をした。暗い穴に引きずり込まれそうになりながら花畑を見たという。九六年二月にはシングル『人生勝負/兄妹かもめ』を発表している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
証言・臨死体験(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・1996年(平成8年))
『証言・臨死体験』は、立花隆が文藝春秋の雑誌『クレア』に連載し、一九九六年に単行本として刊行した臨死体験の証言集である。俳優の安田伸、作家の水上勉、彗星探索家の木内鶴彦、プロレスラーの大仁田厚、映画監督の羽仁進など、病気や事故で死の淵に臨んだ二十三人の体験を、本人や家族からの聞き取りで記録する。各章は人物の略歴と前置きに続けて問答形式の談話を載せ、本人の著書や手記からの引用も交える。