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住む者が死に借り手が逃げる仙台の屋敷

所在地宮城県仙台市
年代伝承(口承)
登場須藤敏四郎、和田中不二雄、大須賀、二代目の住人・病死、三代目の住人、霊視した霊媒
出典日本の四次元

どんな伝承か

医師で超心理学研究家の黒田正太氏が調べた話である。仙台市S町にあるAさん所有の大邸宅は、昭和四十年以来借り手がなく空き家のままだ。田園だった土地に昭和十一年に屋敷を建てた富豪の息子は一年で手放し、次に買った小学校長の須藤敏四郎さんはほどなく病死した。続く和田中不二雄さん一家は昭和三十七年まで住んだが、息子、主人、夫人が相次いで病死した。四代目のAさんは住まずに貸したが、独身寮にした製菓会社、電機会社、建設会社の社員たちは、窓や裏口を叩く音、廊下の足音、足元から這い上がって胸を締めつけるものに悩まされ、次々と解約した。霊媒の大須賀女史は、田の古井戸に投げ込まれた石仏十体の祟りだと告げたという。

原典より

* 守護霊に守られた人々* 四次元の世界に住む女* 「死神」を見た人たち* 死の瞬間とその後の世界* 人魂と幽体離脱—— 日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))

『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。

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