山頂から見た西南西に止まる橙色の光
どんな伝承か
昭和三十二年十二月二十四日の夜十時三十分、岡山県児島郡の金甲山の山頂にいた成広保は、西南西の空に星の二倍ほどの大きさの橙色の光が止まっているのを見た。光は見つけてから二分半ほどで消えたという。その夜は晴れていた。金甲山の付近で昭和三十二年の秋から翌年の春にかけて続いた十六件の目撃を、就実高校の教師畑野房子が集めてまとめた記録の一件である。
原典より
昭和三十二年十一月初旬から翌年五月ごろにかけて、岡山県南部の金甲山付近で、連続十六件のUFO目撃が起った。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。