窓の外をふわふわ蛇行した橙色の光
どんな伝承か
昭和三十二年十二月二十五日の夕方六時五十七分、岡山市の大元神社から少し西へ行った所で、高崎菊子ら二人は、北の空を東から西へ飛ぶ月の三分の一ほどの丸い橙色の光を一分ほど見た。高崎によると、先生に言われて窓の外を見ると、光は目の高さを前方からふわふわ蛇行しながら近づき、後ろの方でぱっと消えたという。電灯のようにぼうっとした光で、空は曇っていた。金甲山付近で続いた一連の目撃の一件として記録されている。
原典より
昭和三十二年十一月初旬から翌年五月ごろにかけて、岡山県南部の金甲山付近で、連続十六件のUFO目撃が起った。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。