在家家のオシラサマ探索
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どんな伝承か
土淵村字栃内の在家某という家には、オクナイサマとオシラサマの両神が祭ってある。或る時、若い嫁が病気になり、どんな療治をしても良くならない。町の巫女に占ってもらうと、去年の春に隣家へオシラサマを貸したのがこの神の嫌うところで、祭って還って来た時からその神は家が厭になってどこかへ行ってしまった、探し出して再び祭れば病気は治ると言われた。家の者が方々を探しても見つからなかったが、その夜の夢に美しい娘が枕元に立ち、御堂の鍵が無くて入れず、奥座敷の畳の下に潜んでいると告げた。目覚めてそこを開けると御神体があり、御堂に納めて厚く祭ると嫁の病気は拭うように治ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・大正・昭和(東北民俗))
『遠野物語』の語り手・佐々木喜善が大正昭和期に郷里岩手で採集した東北の昔話・伝説の集成。冒頭の『奥州のザシキワラシの話』では、旧家の座敷に出没し家の盛衰を司るザシキワラシの諸相を集める。『江刺郡昔話』『紫波郡昔話』に続き、『東奥異聞』では不思議な縁女の話・黄金の牛・磐司磐三郎・千曳石・赤子抱き・偽汽車など奇譚を収める。
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遠野市の伝承
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