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光物が示した地蔵の由来

所在地岩手県盛岡市鉈屋町(明治橋)
年代
登場投身しかけた男
出典佐々木喜善全集 1
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どんな伝承か

この付近の男が、ある年の押し詰まった歳の瀬に暮らしに困り、北上川の明治橋から身を投げて死のうと橋の上に佇んでいた。すると天の一方から光る物が飛んで、北上川畔の御倉場のあたりに落ちた。それを見ているうちに死ぬ気が薄れ、今の光物は何だろうと思って落ちた見当まで行き、地を掘ってみると、土中から石の地蔵尊が一基現れた。それがひどく評判になって参詣人も多く集まり、男はたちまち裕福になった。もとより地蔵尊を信心していた男は、それからいよいよ厚く信心したという。その石地蔵は今も鉈屋町の某寺にある。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・大正・昭和(東北民俗))

『遠野物語』の語り手・佐々木喜善が大正昭和期に郷里岩手で採集した東北の昔話・伝説の集成。冒頭の『奥州のザシキワラシの話』では、旧家の座敷に出没し家の盛衰を司るザシキワラシの諸相を集める。『江刺郡昔話』『紫波郡昔話』に続き、『東奥異聞』では不思議な縁女の話・黄金の牛・磐司磐三郎・千曳石・赤子抱き・偽汽車など奇譚を収める。

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地蔵投身霊験北上川

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