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寺の大鐘がひとりでに鳴った夜

所在地長野県埴科郡坂城町大字上五明
年代不明
登場碁を打っていた三人と住職
出典坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説

どんな伝承か

坂城町上五明でのことである。ある夜、三人の者が村の寺で碁を打っていた。夜更けに突然、寺の大鐘が鳴った。住職が早速念仏を唱えたところ鳴りやんだ。しばらくすると、鎌原の人が死んだと告げて来たという。町の民俗調査では、恐ろしい響きの事例は少なかったが、怪しい光を見たという事例とともに、こうした怪音の例も併せて報告されている。

原典より

暫くすると、鎌原の人が死んだと告げて来たという。—— 坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌)

『坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説』は、長野県坂城町の町誌上巻(自然編・民俗編)から、民俗編の数章を抜き出したものである。祟る所や神罰、ヒトダマ・狐火などの怪異、魔除け、植物の禁忌といった俗信を地区ごとの事例として番号を付けて並べ、続いて甘利さま、天田長者とほうず池、苅屋原の七不思議、貉和尚、夜泣き石など三十余りの伝説を収める。伝説の章は調査員の調査をもとに、以前の調査記録も二、三篇併せて載せる。

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