妊婦と死者にかかる海のケガレ
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
宮古でタブーの対象とされるのは、主に妊婦・産婦と死者である。妊娠している女はタコやナスビ、油濃いものを食べてはならず、葬式に出てはならない。やむを得ず出るときは、鏡の見える方を内側にして帯に入れて出る。産のケガレは一か月続くとされ、危険な仕事をする者は子が生まれた家に行かない。お産後一週間は夫は船に乗れず、マグロ船は血を嫌って出生の電報が届くと一日漁を止めた。死にもケガレがあり、祓いをしなければ海へ行けず、身内は四九日のうちは家の神にも向かない。ほかに、女の腰巻を屋根の上で振るな、夜に爪を切るなといった禁忌も伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮古市史 民俗編 上巻――民間宗教者・俗信・妖怪(宮古市(編)・宮古市史・自治体史(民俗))
岩手県宮古市(下閉伊)の信仰と怪異を網羅する。
種別から探す
宮古市の伝承
広告枠(AdSense)