かますの橋を渡るダイジユルシ
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どんな伝承か
千徳の字上鼻に住む古舘ナミイタコは大正五年に生まれ、一五歳の三月三日に同じ千徳の松館トク師匠へ弟子入りした。修行では神降ろし・地獄探し・病人祈祷・仏降ろし・国掛け祭文などを習った。一六歳でダイジユルシとなり、五月二〇日から座敷に籠って一週間の行をした。籠りの間は日に三度水垢離をとり、魚を断つ。七日目、米・麦・大麦・蕎麦・小豆・栗を一斗五升ずつ入れたかますを部屋の四隅と真中に置き、真中の二つに反物をかけて橋とし、それを渡った。この橋から落ちるとイタコになれないと言われていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮古市史 民俗編 上巻――民間宗教者・俗信・妖怪(宮古市(編)・宮古市史・自治体史(民俗))
岩手県宮古市(下閉伊)の信仰と怪異を網羅する。
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宮古市の伝承
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