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分娩時に物の怪が女官を通し罵る

所在地京都府京都市上京区(土御門邸)
年代寛弘五年(一〇〇八)九月十一日
登場彰子、心誉、妙尊、千算ら験者と霊媒の女房
出典日本人の霊魂観――鎮魂と禁欲の精神史

どんな伝承か

彰子の分娩の際、霊媒に駆り移された物の怪たちが安産を口惜しがり女官の口を通してわめき立てた。千算は物の怪に引き倒され、叡効は一晩中大声を上げ声が嗄れた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本人の霊魂観――鎮魂と禁欲の精神史(山折哲雄・山折哲雄・宗教学・1976年(昭和51年))

『日本人の霊魂観――鎮魂と禁欲の精神史』は、山折哲雄が一九七六年に著した日本の霊魂観をめぐる論考集である。和辻哲郎・津田左右吉・折口信夫・柳田国男らの霊魂論を検討したうえで、『日本霊異記』に見える遊離魂と殯、天皇霊と玉躰加持、憑霊と除祓、観想と鎮魂を論じる。『春秋』『季刊現代宗教』などに発表した論文を序章と四章にまとめ、巻末に物のけ現象の資料と憑霊年表を付す。

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