例二 飲食した幽霊
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どんな伝承か
明治四十三年八月、東京の川合春充氏が大阪市東区の藤田という弁護士の事務所を訪問した。二人は同学の親友で、互いの人格をよく理解していた。この出来事は「道」誌に川合氏の実名付きの体験談として掲載されたもので、飲食に関わる幽霊の遭遇記である。本文が途中で切れているが、この訪問が怪異な出来事につながる契機となったと考えられる。
原典より
先年「道」誌に、東京の川合春充氏の偽らざる責任附きの事實談として掲載された幽靈談である。—— 心霊不滅(岡田建文・岡田建文・心霊研究・昭和初期) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊不滅(岡田建文・岡田建文・心霊研究・昭和初期)
心霊研究家・岡田建文の『心霊不滅』。唯物科学を批判し、肉体死後も心霊(心識)が不滅であることを古今東西の事例で立証しようとする心霊科学書。序説でイオン研究所のエーテル体撮影や、神戸の歯科医方で死去した令嬢朝子の消息を語ったセキセイインコ、タイタニック沈没時の挿話を置く。
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