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暴れ馬を止めた馬喰の乗り捨て御免

所在地千葉県香取郡多古町多古
年代不明
登場語り手(宝田)
出典成田市史 民俗編――昔話・伝説

どんな伝承か

多古の町には、馬に乗ったまま通ることができないという掟があったという。あるとき殿様の乗る馬が急に走り出して止まらなくなったが、通りがかった馬喰がこれを見事に止めてみせた。その働きに感心した殿様は褒美として、以後この馬喰だけは馬に乗ったまま町を通ってよいという特別な許し「乗りすてごめん」を与えたと伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

成田市史 民俗編――昔話・伝説(成田市(編)・成田市史)

『成田市史 民俗編――昔話・伝説』は、成田市が編んだ市史の民俗編のうち、口承文芸の節を収めたものである。昭和五十二年から五十四年にかけての聞き書きをもとに、話者の一覧表を掲げ、喰わず女房や猫の踊などの昔話二十六話、多古の殿様などの笑話二十二話、七不思議・巨人・塚・坂・主の話など成田の伝説十二項を載せる。昔話と笑話の題には『日本昔話集成』の型番号を付し、語り始めの句や語りの場の解説を添え、末尾に世間話の節の冒頭を収める。

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由来話殿様馬褒美

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