印旛沼の水神
どんな伝承か
印旛沼の新妻あたりに伝わる話。ある人が舟の上で一尺ほどの小さな蛇を見つけ、竿に引っかけて捨てようとしたところ、その蛇はみるみる大きな蛇となり、大きな波を立てて舟をひっくり返してしまった。これは印旛沼の水神=沼の主の蛇だったのだという。また、竿で蛇を引っかけたために舟がさかれて人命を失ったという話も伝わる。沼の主にまつわる漁師たちの世間話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
成田市史 民俗編――昔話・伝説(成田市(編)・成田市史・自治体史(民俗))
『成田市史 民俗編』第2節所収の昔話・笑話・伝説。千葉県成田市に伝わる口承を採録する。