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根岸の老狐に真似をさせられた烏

所在地東京都台東区根岸
年代幼少の頃
登場語り手
出典動物妖怪譚

どんな伝承か

隣に住む人の話として『甲子夜話』が伝える。その人が幼少のころ、上野山下の根岸に住んでいた。当時、山から老狐が出てきてよく馴れ、後には食べ物を与えると屋内に入り、人のそばで食べるまでになった。この狐は人だけでなく鳥獣をも化かすと思われた。ある日、烏が来て樹の上にとまった。狐がその樹の周りを回ると烏は飛び去ることができなくなり、狐が樹の下で頭を揺らすと烏も樹上で頭を揺らす。何もかも狐のするとおりにした。血気あるものは、飛ぶもの走るものの類までも惑わすものと見えた、と結ばれている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

動物妖怪譚(日野巌・日野巌・動物妖怪譚・大正・昭和初期)

博物学者・日野巌の古典的妖怪研究『動物妖怪譚』の前半(總論〜多爾具久)。

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甲子夜話根岸幻惑

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