東京本部で撮られた眉間浄光の連写
どんな伝承か
平成二年の一月、筆者はス光光波世界神団が八王子に構える東京本部を訪ね、職員の協力を得て眉間浄光の一連の動作を連続写真に収めた。主神への礼拝と祈言の奏上に続いて浄光に入り、両の掌で球体をこしらえ、それを通して超光を相手の眉間へ当てる。途中には目による浄光が挟まり、再び掌の球体による浄光へ戻る。この間に憑依霊が浮かび出れば、対話や説得が試みられるという。最後は両手を脳天から左右へ素早く振り下ろす鎮魂の業で締めくくり、全体で五分ほどであった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鎮魂行法論――近代神道世界の霊魂論と身体論(津城寛文・津城寛文・宗教学)
『鎮魂行法論――近代神道世界の霊魂論と身体論』は、津城寛文が著し、春秋社から刊行された宗教学の研究書である。本田親徳・出口王仁三郎・浅野和三郎・友清歓真・川面凡児・田中治吾平・宮地水位など、近代以降の神道界とその周辺に現れた鎮魂行法家の系譜をたどり、その鎮魂帰神説や霊魂観をシャーマニズム研究の観点から整理する。序章と全七章からなり、第一章で行法家の群像を描き、第七章では「宗教的身体境界」の考え方によって鎮魂行法を類型化する。