古箕と古傘と古太鼓の化物
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どんな伝承か
脇野沢に伝わる昔話。ある部落の沼の中に大きな家があったが、化物が出るといって誰も住めなかった。泊まる所のない男がその家の戸棚に入って休んでいると、夜になって庭からは箕をかぶった者、奥からは太鼓を叩く者、二階からは傘を持った者が下りてきて、「古箕に古傘、古太鼓」と唱えて踊り出した。面白くなった男も戸棚のぶつかり銚子を持って加わる。夜明けに互いに正体を明かして別れたので、男は翌朝それらの毀れた道具を探し出し、薪を積んで焼き払った。男はその家をもらって暮らすようになったという。話者は新岡シナ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗))
『脇野沢村史 民俗編』第七章・口承文芸所収の伝説と世間話。青森県下北半島・脇野沢村の口承を採録する。脇野沢を七地域に分けて語る地名起源伝説、子供を脅す妖怪モコ・ジョジョ、海に現れる亡者船、そして数多く語られるキツネ伝承を中心とする。
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むつ市の伝承
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