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津軽の地主を争った二神の神軍

所在地青森県弘前市大字小栗山
年代伝承(口承)
登場(参考)
出典日本伝説大系 第1巻

どんな伝承か

『津軽俗説選』の引く『津軽歴代録』の記す話である。往古、二柱の神が互いに津軽の地主になろうとして争った。この神軍によって高い山は崩れ、海水は溢れ、山谷は海や河に変わり、沼は丘や干場と化したという。勝った神は小栗山の邑人が祀る神であり、敗れた神は今の富木山、すなわち岩木山の神で、小栗山に隠れたと記す。以来、富木山は郡中に登ることができず、雨が降るときは多く小栗山の方から降り始めるといわれる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第1巻』は、叢書『日本伝説大系』のうち北海道と青森県の伝説を収めた巻である。人間の始めやコロポックル、アイヌの神謡、岩木山一代記、おしら祭文、義経や弘法大師の事跡、狐や大蛇の話、地名や神社の由来などを、口承の資料を中心に採る。伝承地を記した例話を冒頭に置き、〔類話〕〔文献〕〔参考〕の欄で各地の類話の梗概と近世以後の文献の原文を添える編み方をとる。

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山争い岩木山丈競べ神軍

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