鳥海山から飛んで出来た島
どんな伝承か
太古、鳥海山が噴火したとき、山上の乾の一角が海中へ飛んで出来たのが飛島であり、それゆえ飛島とも岐れの島とも呼ぶと伝わる。また一説には、貞観年中に慈覚大師が三崎の岩屋堂に籠もり、三日三夜にわたって秘密印火散法を修したところ、鳥海山の山上が焼け崩れて飛び、島になったともいう。そのゆかりから、島には大師の手になる薬師が祀られているのだと語り伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。