六十本の扇に描かれた美女
どんな伝承か
旧大野郡三重町の内山には、橘豊日皇子の后を捜すため、扇六十本に美女の絵を描かせて諸国を回らせたという話が伝わる。その絵をたずさえた者が国々をめぐるうち、豊後の長者の娘が評判の美しさだという話が皇子の耳に入ったと語られる。都と豊後を結ぶきっかけを説く一条である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。