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屋代郷嘆願騒動と十六志士の最期

所在地山形県東置賜郡高畠町
年代文久三年(1863年)〜慶応三年(1867年)・幕末
登場遠藤大助、屋代郷十六志士
出典高畠町伝説集

どんな伝承か

文久年間の屋代郷嘆願騒動は郷内を挙げての大騒動で、文久三年二月四日から慶応三年三月まで続いた。高畠騒動は文久三年十月十二日に起こり、捕えられた者は同年十一月十六日に桑折の陣屋牢へ入れられ、のち米沢の元籠町へ護送された。十六人は松の生板の駕籠に入れられ、慶応元年六月十二日に江戸へ送られた。妻子は名主に連れられて面会に行き、その痛々しさは言語に絶したという。江戸では伝馬町の牢から品川の牢へ回されたが、牢内は苦役と私刑と伝染病の巣であった。高畠騒動の罪は第一条に数えられ、獄門三名ほか打首・遠島を申し渡され、十六人のうち十五人は毒殺された。三つの首桶が郷に届き、高畠の獄門場に晒されたという。

原典より

文久年間の屋代鄕敷願騒動は、郷内あげての大騒動でありました。—— 高畠町伝説集(昭和三十二年(1957)刊/高島高校文芸班編) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高畠町伝説集(昭和三十二年(1957)刊/高島高校文芸班編)

山形県東置賜郡高畠町(屋代・亀岡・和田・二井宿・糠野目・高安・露藤ほか各地区。一部は隣接の米沢市・南陽市宮内・長井市)に伝わる伝説を、神仏/人物/怪異/動物/什物/地物/地名/地誌 の八篇に分類して集成する。屋代神社の鬼女縁起、犬の宮・猫の宮、安久津八幡、狐狸むじなの化かし、天狗・怪物・沼の怪、青葉の笛や応挙の幽霊画、伊達・上杉の城館跡や古戦場、地名由来など、高畠の地に根ざした怪異・霊験・由来譚を地区つきで網羅する。

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