トップ > 沖縄県の伝承 > 石垣市

石垣島ニイル人の来訪

所在地沖縄県石垣市
年代不明(年中行事)
登場ニイルビトゥ(二人の異人)
出典定本柳田国男集 第1巻

どんな伝承か

八重山の石垣島に伝わるニイルビトゥ(ニイル人)の来訪。これは新しい神の出現ではなく、毎夏、日を定めて二人の異人が家々を訪れるという年中行事である。人々はその来訪者を「人」と呼んで、少しも怪しまなかった。海の彼方のニルヤ(ニライ)から渡り来る者を、人のなかでとくに霊あるものとして迎える、南島の信仰の一例とされる。三十数年前に「海南小記」で注意されて以来、たびたび世に語られたが、その根源はなお尋ね得ぬままだという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

『定本柳田国男集 第1巻』は、柳田国男の著作を集めた著作集の一巻である。椰子の実の漂着から日本人の渡来と稲作を海の道に求める論考と、海神宮考・みろくの船・根の國の話・寶貝のこと・稻の産屋などの諸篇、大正期の南島旅行に基づく『海南小記』、昭和二十六年八月の自序をもつ『島の人生』を収める。いずれも海と島を舞台に、ニライカナイや宝貝、漂着や島の復興をめぐる民俗と歴史を論じている。

種別から探す

来訪神年中行事異人

石垣市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『定本柳田国男集 第1巻』の伝承