マーダー火(迷い火)
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どんな伝承か
石垣島には「マーダー火(迷い火)」という怪火がいるという。深夜、提灯をさげて歩いていると急に提灯が明るくなり、立ち止まるとマーダー火が離れていくのでそれと気づく。「なあんだ、マーダー火だったのか」と言うと怪火は憤慨して人にとりつき全身を焼くといい、髪や着物の焼けるにおいがするが、しばらくすると焼けていないと分かって安心するという。「トーレー火(到来火)」という敬語で呼ぶと喜んで海へ飛んでいき、魚を大量にとって海岸へ運び人に振る舞うが、その魚は眼だけ抜かれている。夜道で「トーレー火」と呼べば家まで照らし案内するとも伝わるが、戦後は現れなくなり伝説となった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
沖縄怪談集 逆立ち幽霊(伊波南哲・昭和初期(推定1920年代~1930年代))
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石垣市の伝承
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