二ツ石山の御犬の経立
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どんな伝承か
猿の経立、御犬の経立は恐ろしいものである。御犬とは狼のことをいう。山口の村に近い二ツ石山は岩山である。ある雨の日、小学校から帰る子どもがこの山を見ると、処々の岩の上に御犬がうずくまっていた。やがて首を下から押し上げるようにして、かわるがわる吠えた。正面から見れば生まれ立ての馬の子ほどに見え、後ろから見れば存外小さかったという。御犬のうなる声ほど物凄く恐ろしいものはないという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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